港南区の下野庭小学校マーチングバンドが先月16日、さいたまスーパーアリーナで開かれた「第45回マーチングバンド全国大会」に2年ぶりに出場し、金賞を受賞した。全国大会には幾度となく出場してきた同校だが、その道のりは容易ではなかった。
「大編成」の伝統引き継ぎ
大編成部門での出場を続けてきた同部は、迫力ある演奏とパフォーマンスを伝統としてきた。だが今年度の部員数は当初、大編成として最小限の49人。一時は小編成での出場も検討したが、伝統にこだわって団結し、大会に臨んできた。「全国出場が決まり、みんな練習中の表情や姿勢が変わった。絶対に悔いの残らない大会にしたかった」と副部長の赤間友梨愛さん(6年)は振り返る。
そして迎えた全国の舞台。バンドは1年間で最高のパフォーマンスを披露し、結果は金賞。バンドでメジャーを務める西山莉子さん(6年)は「本当に嬉しかった。頑張った分、結果にも出るってこういうことなんだと思った」と喜びをかみしめた。
担当教諭の市川恭太朗さんは「指揮台を降りる時に悔いのない演奏だった。活動を支えてくれた人たちに感謝したい」と話した。
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