港南区・栄区版 掲載号:2018年2月15日号
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ベンチプレス全日本準V 港南在住の消防士長、水野さん

スポーツ

メダルと賞状を手にする水野さん
メダルと賞状を手にする水野さん
 港南区港南在住で金沢消防署に勤務する消防士長の水野瑛さん(26)が1月27日、和歌山県で行われた「全日本ベンチプレス選手権大会」の一般男子66kg級で準優勝した。首痛に悩まされたが、フォーム改造などに取り組み復活。自己ベストの232・5kgを上げた。

 ベンチプレス競技は台に仰向けになってバーベルを上げ、3回の試技で最も重いウエイトを記録した選手が優勝となる。水野さんは9選手がエントリーした男子66kg級に出場した。

 1回目で220kgを記録。2回目でこれまでのベストを7・5kg上回る232・5kgに挑戦し、これをクリア。3位以下を20kg以上引き離し、準優勝に輝いた。1位選手との差は5kg。「優勝を目指してやってきたので悔しさのほうが大きい」と振り返った。

 身長164cm、体重65kg。高校時代は線が細く、体重50kg程度だった。筋力トレーニングで身体を大きくしようと、その頃から自宅がある港南区のスポーツセンターに通うように。現在所属するジム関係者に声を掛けられ「新しいことにチャレンジしたかった」と21歳から本格的なトレーニングを開始。その後は重いものを持ち上げた選手が勝つという競技のシンプルさ、分かりやすさに魅力を感じ、のめり込んだ。

 才能は瞬く間に開花。19歳〜23歳が出場するジュニア部門で14年、15年と2連覇を達成。世界大会でも3位に輝いた実績がある。

 同署予防課所属の水野さんは仕事をこなした後、港北区の所属ジムなどで週4回トレーニングに励む。仕事と競技の両立では「睡眠をしっかりとるなど、規則正しい生活を送ること」を心掛けているという。

 上司で同課査察指導担当の菊田潤也課長は「日頃から先輩によく質問し、積極的に業務に取り組んでいる」と真面目な仕事ぶりを評価する。

 近年は激しいトレーニングの影響からか、首のヘルニアに悩まされた。前回の全日本選手権はバーを上げられず「記録なし」に。けがに強い身体を作ろうと、バーを持つ支点をこれまでより下げるフォーム改造や背中の筋力強化に着手した。

 今大会は5月に開催される世界大会選考会も兼ねており、結果を出したことで世界大会出場の可能性が高まった。「コツコツ頑張り続ける諦めない精神を仕事でも生かしていけたら」と水野さん。仕事と競技を両立し、”世界一”を目指す。

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