港南区・栄区版 掲載号:2018年11月22日号 エリアトップへ

川崎市内を中心に小学校で「いのちの授業」を続ける 藤原 妙子さん 港南区東永谷在住 72歳

掲載号:2018年11月22日号

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いのちの尊さ、一人ひとりに

 ○…各地の小学校を訪問し、4年生の道徳の時間に「いのちの大切さ」をテーマにした授業を続けている。「子どもたち一人ひとりと向き合うことが私のモットー」。川崎市内の小学校で教員、校長として長年勤めた経験があり、「退職から10年経ってまた子どもたちの前に立てるなんて、人生を二度生きているよう。先生との再会や出会いも嬉しい」とかみしめる。

 ○…きっかけは日野原重明さんの絵本「いのちのおはなし」。昨年105歳で亡くなるまで現役医師だった同氏の著書にふれて感銘を受けたが、退職して間もない頃に新幹線のホームで偶然本人に出会うことができた。「一瞬の出会いを一生の出会いにするのもその人の能力」――。日野原氏のそんな言葉が背中を押し、今ではその活動を引き継ぐようにして小学校での「いのちの授業」に取り組んでいる。

 ○…岩手県出身。3人姉妹の末っ子で姉たちもそれぞれ高校、中学で教員になるなど、教師の道を志したのにはごく自然な環境があったと振り返る。教員人生の中では、子どものいじめ問題に直面することも少なくなく、「いじめはどこにでもある。大人がそれに気づいていないだけ。けれど、いじめはいけないと教え込むのではなく、子どもたちに考えさせることが大事」と語る。児童からの授業の感想に対しては一人ひとりに手紙を送り、この2年だけでその数は900通を超えた。

 ○…教員から子どもたちの変化を伝え聞くことも多く、「まいた種が、先生方によって育ててもらえていることも嬉しい」と手応えを感じている。今後は横浜市内での授業も模索中だ。「人生100年と思えばまだやれることがある。最期は『ありがとう』という言葉で人生を締めくくりたい」と優しい笑みを浮かべる。

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