港南区芹が谷在住の竹内りささん、西澤亜佐さん、原田宏美さんの3人がクラシック音楽の生演奏に合わせてオリジナルの紙芝居を披露する「ララ クラシック アート ユニット」として市内で活動を展開している。
自宅でピアノ教室を開いている竹内さんは「魅力的なクラシックの作品も、一般には敷居が高いと思われがちなんだと思い知る経験が多かった。時代を越えてきた作品を気軽に楽しんでもらえる機会を作っていけたら」と思いを語る。
3人を繋いだのが、芹が谷の安部幼稚園。竹内さんは西澤さんとママ友として関わる中でバイオリン経験を知り、卒園後に活動に誘ったという。
音大卒でバイオリン講師でもある西澤さんだが、当初はそのブランクが不安で、人前での演奏に消極的だった。それでも「私より演奏の上手な人はたくさんいる。けれど楽しんでもらう音楽を届けるという、自分の立ち位置がはっきりしたことで、やっていけるかなと思えた」と振り返る。
同じく”安部ママ”だった原田さんは、紹介を受けて娘が竹内さんの教室に通い始めたことがきっかけで、紙芝居で参加することに。普段は造園設計に携わる原田さんは「お姫様のドレスのデザインを決めてもらったりして、子どもたちと一緒に絵を仕上げられるのはうれしい時間」と笑顔で語る。
3人は小学校などを訪問しているほか12月1日のイベントでは永谷地区センターで「白鳥の湖」を披露する。午後5時〜。
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