栄区のあーすぷらざで12月7日、書籍の紹介コミュニケーションイベント「知的書評合戦ビブリオバトルinSAKAE」が開かれ、約110人が参加した。
発表者が一人5分の持ち時間で作品の魅力などを観客に伝え、最終的に観客が「読みたくなった本」を1冊選んで投票するという参加型イベントで栄区では6回目。今年は成人の部と中学生の部が行われ、地域で読書活動に携わる人や栄区内の公立中学校
6校の代表生徒が登壇してそれぞれ本を紹介した。
小説からノンフィクション、絵本まで幅広い作品が紹介され、魅力や読むに至った経緯が語られた。質疑コーナーでは客席から「登場人物にあだ名をつけるなら?」などユニークな問いかけもあり、和やかな雰囲気の中で進められた。
成人の部で最多得票の「チャンプ本」に選ばれたのは菊川一廣さん(63歳)が紹介した「世界が称賛する日本人が知らない日本」(著・伊勢雅臣/育鵬社)。栄図書館の元館長でもある菊川さんは「希望がないといわれがちな現代だけど、中学生には本を機に日本の良さを知って学びに繋げてもらえたら」と話した。
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