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石井誠弁護士が答える 元気の出る法律相談(127) B型肝炎訴訟とは?
Q、B型肝炎訴訟について教えて下さい。心当たりのある人は、いつまでに訴訟を提起すれば良いのかも教えて下さい。
A、B型肝炎訴訟とは、集団予防接種における注射器の連続使用によってB型肝炎ウイルスに感染したとされる方々が国に対して損害賠償を求める訴訟です。
国は被害者の迅速な救済のために、指針と特別措置法を制定し、救済制度を設けました。指針が定める救済要件を満たすことを証する資料を訴訟で提出すれば、病態区分(死亡・肝がん・肝硬変等)等に応じて、50万円〜3600万円の給付金等を受けられます。この制度による救済を受けるには、現状では令和4年1月12日までに資料を揃えて訴訟を提起する必要があります(なおこの期限は新たに令和9年3月まで延長する方向で調整が行われています)。
対象者は最大で約40万人以上と推計されていますが、昨年10月末時点で提訴者は約8万2千人にとどまります。現状では制度の利用期限が残り1年を切っているので、心当たりのある方は早めに弁護士にご相談下さい。
法律に関することは法律のプロである弁護士にお気軽にご相談下さい。
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