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清掃活動や除草活動などに長年取り組む栄区の「いたち川(天神橋〜新橋)水辺愛護会」(村山節男代表)がこのほど、公益社団法人「日本河川協会」から河川功労者表彰を受賞した。同愛護会は20年以上にわたり、近隣の警察学校生の協力を得ながら月に一回のペースで活動を続けている。
栄区内を横断する「いたち川」は区域ごとに愛護会があり、美化活動を続けている。このうち、天神橋から新橋にかけての区間は最下流の方に位置しており、同愛護会は1998年に設立して区内でも早くから活動してきたという。
現在は25人の会員が活動し、ゴミ拾いやプロムナードの花壇の整備を実施している。昨年からのコロナ禍では警察学校生が参加できなくなったものの、一方で親子連れなどの新規参加者は増えたという。
代表の村山さんは「これまで1回に20〜30人の活動だったが、今年2月には50人もの参加があった。いろんな人に川に関わってもらえるのはうれしい」と思いを語る。
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同愛護会は設立から20年以上が経ち、メンバーの高齢化が課題という。村山さんは「川沿いのプロムナードは多くの人の通り道になっている。以前に比べて大きなごみは減ったが、会として毎月の活動は欠かせないように思う」と語る。
同愛護会の活動は毎月第4日曜日に行っており、次回は5月23日の午前9時から10時30分まで(雨天時は翌週に延期)。道具は同愛護会が用意してくれるため、「手ぶらでいいので、お時間のある人は参加してみてもらえたら」と呼びかけている。
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