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市立桜岡小学校(後藤俊哉校長)の5年生児童らが考案したレトルトカレー『笑顔満開!さくらおカレー』が完成し、8日に同小学校体育館で披露する会が開催された。初披露された商品に、児童は笑顔を見せた。
この取組みは、児童生徒の望ましい勤労観、職業観や地域貢献意識を育むことを目的とした市が進める「はまっ子未来カンパニープロジェクト」の一環で、桜岡小と地元企業らがタッグを組んでレトルトカレーの商品開発を企画した。
小学校と連携したのは、学校の目の前にあるカレーの老舗メーカー、交易食品(株)(大久保)と同小卒業生の蛭川由之介さんがオーナーを務める飲食店スパイシーモンキーズ(大久保)に加え、長野県のレトルト加工会社など。5年生児童は、昨年10月から交易食品(株)の玉田隆裕さん(営業課)や蛭川オーナーを招き、カレーの歴史やスパイスの話などを通し、どのようなカレーを最終的に作っていくのかを話しあった。その結果、子どもから高齢者までが食べられる辛すぎず、アレルギーのある人でも食べられる商品に決定した。
マスコットをデザイン
8日、小学校体育館で商品パッケージの披露が行われ、集まった児童らの前にレトルトの箱が登場すると歓声が上がった。パッケージデザイン案が採用された岩澤倫太郎君は「予想よりかわいくて驚いた」と笑顔を見せた。パッケージには同小マスコットキャラや桜の花びらなどが描かれている。交易食品(株)の玉田さんは完成品を目に「感無量です」とし、蛭川オーナーは「素晴らしいカレーに仕上がった」と語る。商品は1箱580円(税込)で、3月1日からスパイシーモンキーズ(【電話】045・516・6112)などで販売予定となっている。
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