神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2022年8月11日 エリアトップへ

芹が谷連合自治会の新会長を務める 飯島 英夫さん 港南区芹が谷在住 80歳

公開:2022年8月11日

  • LINE
  • hatena

「助け合い」で地域束ねる

 ○…芹が谷地区内の6団体を束ねる連合自治会の会長にこのほど就任。区の福祉保健計画「ひまわりプラン」の推進や、グランドゴルフ大会、天ぷら油回収推進など、さまざまな取り組みを通じ住みよい街づくりを目指す。これまで副会長として9年間まとめ役を担い、浩南台町内会の会長も兼任する。「拙速に決めず、時間をかけ意見をじっくり聞いてまとめるのが仕事。みんなでいい街をつくりたい」

 ○…埼玉県生まれ。中学卒業後は鉄鋼会社に就職し、会社のある川崎市へ。社内の教習所で3年間学び、18歳で現場に配属。働きながら「高校くらいは出ないと」という思いで定時制高校に通学した。卒業後は自費で4年間、大学夜間部へ。午後10時半ごろに帰宅し、翌朝早くから仕事に向かう生活を続けた努力家だ。「仕事が終わった後時間があったからね」。笑顔の裏に並々ならぬ苦労の跡がにじむ。

 ○…結婚後、33歳で港南区へ。地域との接点ができたのは37歳の時、浩南台町内会のバレーボールクラブの指導を始めたこと。若い頃に趣味でやっていたことを知った近隣住民からの誘いがきっかけだ。ママさんバレーを4年、小学生バレーを5年、それぞれ指導した後、体育指導員への就任を打診され地域活動をスタート。「地域に対して何もできておらず、いずれ恩返ししたい気持ちはずっとあった」と当時を回顧する。

 ○…「バレーボールは団体競技だから、個人プレーでは勝てない。地域活動も同じ」と、大事にするのは「助け合い」の精神だ。「常日頃から思っている。何もしないで周囲がやってくれることもあるけど、まずは自分が努力しなきゃ。一人では何もできない」たゆまぬ努力を続け、これからも地域をけん引する。

港南区・栄区版の人物風土記最新6

松永 朋美さん

4月1日付で栄区長に就任した

松永 朋美さん

旭区在住 54歳

4月18日

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

4月11日

大窪 太郎さん

3月19日付で栄警察署長に就任した

大窪 太郎さん

鎌倉市在住 54歳

4月4日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月28日

上野 誠也さん

横浜国立大学大学院の名誉教授で、無人探査機「SLIM」の月面着陸に貢献した

上野 誠也さん

66歳

3月21日

泉 秀明さん

設立50年を迎えた野庭団地第一自治会の会長を務める

泉 秀明さん

野庭町在住 68歳

3月7日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook