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公開日:2022.10.20

ベイスターズジュニア
有田くん(栄区長沼町)夢舞台へ
打撃を評価 960人から選出

  • オーダーメイドのグラブを手にする有田くん

 栄区長沼町在住で下倉田シャークス所属の有田瑞輝くん(豊田小6)がこのほど、横浜DeNAベイスターズジュニアチームの一員に選ばれた。960人の応募の中から港南区栄区内唯一の選出。12月末のNPB12球団大会に向け、打撃強化に励んでいる。

 プロ野球12球団が小学生を集めて争う「NPB12球団ジュニアトーナメント」。横浜はベイスターズジュニア(通称ベイジュニ)として、県内・外から小学6年生を募集した。今年は過去最多の960人の応募があり、打撃、守備、走塁のほか紅白戦を含めた3回の選考を行った。

 有田くんは豊田小、倉田小を中心に構成される下倉田シャークスに所属。チームの大黒柱として、ピッチャーやサード、ショートなどさまざまなポジションで活躍。早いスイングによる打撃が武器で、チーム代表は「走・攻・守揃ったチームの要。守備も抜群でバッティングの飛距離は圧倒的」と評価。今季は約50試合を終えて25本の本塁打を記録、打率は5割を超えているという。

念願の結果に涙

 小1から野球を始めた有田くん。「どんなところにも打ち分けられる力のある選手に」と目標を語る。ベイジュニは競技を始めた当初から憧れで、選考に向け3年時から毎日父親と朝練し、日々プロ野球選手の研究に励むなど努力を重ねてきた。選考結果は自宅で家族とともに確認。セレクション時に好調なプレーで周囲を魅了していただけに「自信はあった」ものの、合否結果には泣いて喜んだという。

 12月の大会に向け「積極的な声掛けでチームを盛り上げ、走攻守すべてのプレーで頑張りたい」と語った。

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