港南区・栄区 文化
公開日:2023.01.12
栄区・港南区
消防出初で新年華やかに
新年賀詞交換会や消防関係者の仕事始めの行事「出初式」が栄区、港南区で行われ、迫力のある一斉放水などに来場者から消防職員、消防団員に大きな拍手が送られた。
栄区消防出初式は7日、神奈川県立地球市民かながわプラザで開催され、消防団や自治会など約130人が参加した。
第一部では関係者のみで式典を実施し、防火功労者や消防団員の永年勤続表彰などが行われた。第二部では同所アプローチデッキ周辺で、栄区内を中心に活動するグループ「昇龍」が力強い和太鼓演奏を披露。続いて栄消防団らが一斉放水を実施した。
栄消防署の飯島俊朗署長は「コロナ禍においても、訓練、災害、救急活動にしっかり励んでゆく」と新年の抱負を語った。栄区では出初式の前に新年祝賀会を関係者らと実施した。
港南区消防出初式は5日に開催され、約700人が参加。第一部は港南公会堂で式典を実施し、表彰などが行われた。港南消防署の櫻井清二署長は激甚化する風水害などに触れ「区民の皆さまを災害から守るため、今年も消防署・消防団が一体となり、関係機関と連携しながら全力で取り組む」と語った。第二部は港南ふれあい公園に移動し、消防総合訓練や一斉放水、車両分列行進が行われた。
港南区では出初式後に区役所6階で新年賀詞交換会を開催。各連合町内会長や各地区社会福祉協議会関係者、協働による地域づくり推進協議会会員らが集まった。年頭挨拶では港南区連合町内会長連絡協議会の古屋文雄会長が「皆さまとともに元気な港南区、元気な地域を作っていきたい」と話し、栗原敏也港南区長は「新型コロナと共生する社会の中で、地域と企業の皆さまとともに、なお一層の知恵を出し合いながら一歩一歩新たな日常を作っていきたい」と力強く語った。
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