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港南区・栄区 ピックアップ(PR)

公開日:2025.06.26

(社福)伸こう福祉会
人の心の温かさ、未来へ継承
地域福祉に向き合い50年

 栄区公田町に所在地を置く社会福祉法人伸こう福祉会は昭和51(1976)年に、前身法人が福祉事業を開始、来年で50年になる。子育てから高齢者介護、障害者支援まで、県内で68施設(栄区内13施設)を展開。全ての人に寄り添い、心温まるサービスを提供し続けている。

 同法人は昭和51(1976)年、創業者が藤沢市で開いた無認可保育園「湘南キディセンター」に端を発する。その後、昭和61(1986)年に「伸こう会株式会社」となると、平成6(1994)年、栄区公田町に「社会福祉法人伸こう福祉会設立準備室」を設置。2025年時点で子育て支援、介護、障害者支援の分野で県内計68施設を運営し、支援を必要とする人たちにそっと寄り添う。

栄区内は13施設

 「クロスハート」は同法人の施設に付く名称。聞き馴染みのある人も多いのではないだろうか。

 法人と栄区の結びつきは強い。区内で「クロスハート栄・横浜」、「クロスハート田谷・栄」、「クロスハートヘルパーステーション栄・横浜」、「クロスハート野七里・栄」などを運営。09年からは野七里地域ケアプラザ地域交流事業も手掛け、栄区福祉の一翼を担う。

 そして、今年も地域密着型デイサービス「クロスハート飯島・栄」と小規模多機能型居宅介護、高齢者グループホーム「クロスハート上郷・栄」をオープンさせた。

 高齢化率が高い栄区にとって高齢でも人生を豊かにすることは社会的テーマ。法人担当者は栄区を「代表施設もあり、最も多種類のサービス拠点がある重要な場所」と位置付ける。「サービスを提供している地域の役に立つため、何ができるか精一杯考えていきたい」と話した。

社会変化もサービス不変

 「介護業界においてニーズとサービス提供のギャップは大きくなっている」と話すのは、今年5月に高田ます江前理事長からバトンを受けた遠藤健新理事長。高齢化に伴い介護需要が増す一方、労働者不足が一層深刻になることに警戒感を示す。それでも、「先進的な技術導入で質の高いサービスの維持」を掲げ、働く人が「人にしかできない心の通ったサービス」に専念できる環境づくりに邁進するという。キャッチフレーズは「CROSS HEART MIRAI(クロスハートミライ)」。今後も「地域の人の幸せな人生」をサポートしていく。

社会福祉法人伸こう福祉会

横浜市栄区公田町1020-5

https://www.shinkoufukushikai.com/

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