港南区・栄区 社会
公開日：2025.07.17
笹下連合
子どもに防災の”体験”を
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空気呼吸器体験をする子ども（左）
笹下連合町内会は７月12日、「子ども防災体験イベント（笹下防災キャンプ）」を港南ふれあい公園で実施した。当日は港南消防署協力の下、放水、レンジャー、地震の体験ができるコーナーを設置。88人の子どもが参加した。
子どもたちに体験を通して、正しい防火・防災に関する知識を持ってもらおうと毎年開催されているこのイベント。阪神淡路大震災を契機として始まり、当初は災害時に避難所となる小学校に泊まる企画を行っていた。しかし、在宅避難が推奨されることが多くなり、内容を変更。２０１７年からは複数の体験を通して知識を得られるイベントになっている。
今年は的に向かってホースで放水する体験、火災現場に突入するレンジャー隊が使用する空気呼吸器の体験、起震車による地震体験などが行われた。子どもたちは、普段できない体験に楽しそうに歓声を挙げていた。
荻久保賴則会長は「災害対策は重要だが、まずは楽しく知識を得るところから。いざという時に役立ててくれればいんだから」と話している。
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