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港南区・栄区 教育

公開日:2025.08.28

市水道局
千秀小学校で出前授業
新型模型で水の流れ学ぶ

  • 水圧模型で学ぶ児童ら

 千秀小学校で8月22日、横浜市水道局の南部方面工事課による出前授業が行われた。授業では今年度から導入された新型の水圧模型などを用いて、蛇口から水が出るまでの過程などを学んだ。

 千秀小学校のキッズクラブに所属する約20人の児童を対象に行われた同イベント。水道局は市内の放課後キッズクラブと連携して、昨年度からイベントを実施し、今年度は5校で出前授業を開催している。また、今夏からは新たに製作した「水圧模型」を使用して、高台にある住居などに水を届けるポンプの説明を実施。

 この模型は以前からイベントなどで使用されていたが、従来のは非常に大きく屋内の使用が困難なのが課題だった。そこで水道局は企業型ふるさと納税で協賛企業を募集。企業による金銭面の協力のもとで机に乗るサイズの模型を製作した。8月20日にみなとみらい本町小学校で初お披露目。千秀小学校で2回目の使用となった。

 模型は主に異なる高さに配置された3つの蛇口、水槽、レバー付きのポンプで構成されている。下に配置された2つの蛇口は栓を開ければ水が出るのに対し、1番高い場所の蛇口のみポンプを押さないと水が出ない仕組みとなっている。

 当日、子どもたちは楽しみながらポンプを押し、勢いよく出る水を興味深そうに見つめた。

 水道局の職員は「児童に水の流れを知ってもらうことで、水道管の交換工事などや環境問題への理解を促したい」と授業の意図を語った。

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