港南区・栄区 教育
公開日:2025.11.06
東永谷中 放送部
全国大会に3部門で出場
港南区長から表彰
港南区の東永谷中学校放送部は、8月中に審査が行われた第42回NHK杯全国中学校放送コンテストで朗読、アナウンス、ラジオ番組の3部門に出場し、ラジオ番組部門は優良賞に輝いた。その功績に対し、10月17日、同校で「港南区青少年文化スポーツ活動区長表彰」を栗原敏也区長から受けた。
放送室で授与式が行われ、部員たちに表彰状が手渡された。放送部の活躍に対して、栗原区長は「皆さんの功績が区民に元気を与えてくれている。今後も良き伝統を残していってほしい」と期待感を語った。
身近なテーマで制作
ラジオ番組部門では各地方の予選を勝ち抜いた約70作品以上がエントリーされ、同校が受賞した優良賞は5位から12位に相当する。当日は事前に提出した録音データを審査員が1作品ずつ評価していく。各校5分から7分の番組を作り、内容や録音音声の質などの面から評価が決定する。
同校は「試験って何?成績って何?」という題名で、学校で試験を行う理由を大学に勤める識者などにインタビューをする番組を制作した。「3年生を中心に仕事を分担して進めてくれた」と語るのは顧問の山村泰弘さん。山村さんは県や全国の放送コンテストで審査員を務めた経験を持つこの道のエキスパート。「審査員たちにも共感してもらいやすい身近な題材で番組を作れたのが良かったと思う」と受賞の理由を推測する。
朗読部門で出場したのは部長の前田理子さん(3年)。同部門は、指定図書の中から1冊を選び、2分以内に自身で選んだ場面を朗読する。
前田さんは「何回も同じ原稿を読んでいくうちに何が正解か分からなくなる瞬間もあった」と練習の日々を振り返る。しかし、そのような状況に陥った時は、情景を思い浮かべながら文章を読み直し、より表現を豊かに読むことを意識したという。
アナウンス部門で出場したのは伊勢崎唯さん(3年)と岩崎真菜さん(2年)。同部門は生徒が自作した原稿用紙1枚分の文章を読み上げ、内容や読み手の表現力などで評価が決定される。「音の強弱などを意識して練習を進めた。全国まで行けて嬉しい」と伊勢崎さん。岩崎さんは「まさか自分も全国まで進めるとは思わなかったので驚いた」と話す。
今大会を振り返って山村さんは「早いものだと昨年の11月からテーマ決めなどの準備していた。生徒たちも長い間頑張ってくれたし、確かな成長を見せてくれた」と部員たちを称えた。
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