育児と介護を同時に求められる「ダブルケア」についてまとめた冊子作成に向け8月24日、中区で座談会が行われた。主催は西区などの市民グループと横浜国立大学大学院の相馬直子准教授らで構成されるダブルケアサポート横浜。当日は当事者や経験者も参加し、意見交換がなされた。
同冊子は年度内にまとめ、来年5月に発行される予定。事務局を務めるNPO法人シャーロックホームズの東恵子理事長は「当事者の意見ではダブルケアのマイナス面ばかりではなく、良い面も聞かれた。ダブルケアに直面した時に役立つ冊子になれば」と話した。
現在ダブルケアサポート横浜では、フェイスブック上でダブルケアの講演会などの情報を発信。「近くの関連団体につなぐこともできる。1人で悩まず、まずは気軽に連絡をしてもらえれば」と呼びかけている。問合せは【メール】wcareyokohama@gmail.comか【電話】045・324・5033(シャーロックホームズ内)へ。
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