戻る

中区・西区・南区 コラム

公開日:2017.06.29

デビュー 祝 20周年
ゆずの素めぐり
磯子区久木町 グルメショップ・カネヒラ

 横浜が生んだアーティストゆず。始まりの場所をめぐり、彼らのわだちを辿ります。嗚呼、青春の日々を過ごしたふるさとにゴーイングホーム。



 磯子区の商店街・浜マーケットにある「グルメショップ・カネヒラ」。横浜の人気ナンバーワンコロッケを決める「ガチコロ!」で金賞に輝いた名店だ。ハマッ子のソウルフード「浜の名物・三角コロッケ」はゆずの北川悠仁(ゆうじん)さん、岩沢厚治さんの好物でもある。



 そして店頭に立つのが、2人の岡村中学校時代の同級生である兼平英幸店長。「2年で厚治と同じクラスだった」と話す。だが当時は遊び仲間のグループが違ったため、「仲は良いけど話す程度」だったという。その関係が急展開を迎えたのが、6年前に開かれた岡中の学年同窓会。「飲めるようになって再会して仲良くなった」。校歌の大合唱で終わった会だったが、兼平さんとゆずとの関係は続くことに。同店にふらっと立ち寄ることもあるという。特に岩沢さんとは年に数回会う飲み友達。「大体が地元の居酒屋で、必ず岡中の話になる。でもどちらかというと僕の昔話ばかり」と笑う。卒業アルバムを持ち出して飲んだことも。「厚治はよく覚えてるんです」



 中学卒業後、伊勢佐木町の路上で歌う2人の噂は聞いていたもののデビューしたと知ったのはしばらく後。ラジオから流れるかつての同級生の歌声に、漏れた感想は単純に「すごい」の一言。親交を深めた現在は、運転中などにゆずの曲を聴いているという。ライブの舞台上でみればいつもと違って見える2人も、兼平さんにとっては純粋に”友達”。夢を叶え続ける友を応援する気持ちで2人を見つめている。「印象は中学の時から変わらない。自分にとっては昔から、いつまでたっても悠仁と厚治」

 

    ピックアップ

    すべて見る

    意見広告・議会報告

    すべて見る

    中区・西区・南区 コラムの新着記事

    中区・西区・南区 コラムの記事を検索

    コラム

    コラム一覧

    求人特集

    • LINE
    • X
    • Facebook
    • youtube
    • RSS