優勝を果たしたブルー、ホワイトのメンバー
中区本牧を拠点に活動する小学生〜高校生のチアリーディングチーム「ドルフィンスターズ」が、３月に千葉県で行われた全国選手権大会「ＵＳＡナショナルズ」の２部門で優勝した。
優勝したのは同チーム内の「ホワイト」が小学生以下部門のレベル１、「ブルー」が中学生以下部門のレベル２。同チームは昨年にも中学生以下の部門で「レベル１」優勝を果たしており、２年連続での快挙となった。
競技は２分30秒の自由演技。７人によるホワイトの構成は、組体操のように複数人でポーズを決める「スタンツ」や、７人でタイミングを合わせる開脚ジャンプなど。８人によるブルーは、スタンツ同士の合わせ技やバク転などより高難易度の技に挑戦した。
競技歴半年でキャプテンに
このうちブルーチームの主将を務めた田村明莉さん＝中区在住＝は競技歴半年。中学３年の夏に、体操から転向した。チーム代表の長谷（ながたに）裕子さんが「自分の意見を言える子」とキャプテンに抜擢。小学４年から中学３年までのメンバーをまとめ、自身初の全国大会で結果を残した。「今後もコーチや支えてくれる人への感謝の気持ちを持って取り組んでいきたい」と更なる向上を誓った。
両チームとも、前回優勝を経験したメンバーが副キャプテンとしてチームを支えた。長谷代表は「前回の初優勝がメンバーにも自信になり、ぼんやりしていた目標が『世界大会出場」という明確なものになったのが大きい」と分析した。
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