横浜DeNAベイスターズが昨年末から始めた参加型のディスカッションイベント「ネクストボールパークミーテイング(NBM)」。公募参加者と横浜スタジアムを含む関内の街づくりのアイデアを出し合う内容となっている。
親会社のDeNAではスポーツの力で横浜の街に賑わいを作る「横浜スポーツタウン構想」を2017年から掲げている。今回のNBMはハマスタの中と外、試合のある日とない日を組み合わせた4つのケースで、球場の活用法や球団が関われる街づくりのアイデアなどを議論しあうもの。
昨年12月に行われた初回は「スタジアム外×試合のない日」がテーマ。40人の参加者はファンを中心に、スポーツビジネスに興味のある人や近隣住民と様々だ。8つのグループに分かれ、球団職員と一緒にアイデアを議論。まとめたものを各グループで発表し、球団幹部やスポーツビジネスの専門家が講評した。
この日挙がったアイデアは「ハマスタを本塁に見立て、街全体を一つの野球場として周遊してもらう」「周辺の飲食店で過去の人気試合を同時上映する」「自動運転のスターマンバスで関内外をつなぐ」など独自性あふれるものばかり。スタジアム近隣に住んでいるという40代の男性参加者は「試合のない日は街の雰囲気も違う。こうした取り組みが実現して、関内の街も盛り上がってほしい」と話した。
中には「さっそく取り入れましょう」となったアイデアも。横浜DeNAベイスターズの木村洋太副社長は「こんなにアイデアが出てくるとは思わなかった。関内の街が良くなっていくことで、最終的にファンにとっても自分たちの観戦環境へ還元される。定期的にやっていくべきと感じました」と語った。
1月26日には第2回として「スタジアム内×試合のない日」をテーマに実施(申込は終了)。残る2つのテーマも順次開催予定。
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