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コレットマーレ医療モール「みなとみらいケンズクリニック」 脂肪肝の注意すべき点とは? 取材協力/みなとみらいケンズクリニック 渡邊史郎院長
Q・先日、健康診断で脂肪肝といわれました。気をつけるべきことはありますか?
A・肝臓に過剰な脂肪が蓄積された状態を脂肪肝といいます。肝臓は「沈黙の臓器」と称されるように、脂肪肝であっても、ほとんど自覚症状が出ません。
アルコールが原因の脂肪肝を「アルコール性脂肪肝」といいます。日本酒換算で、毎日3合以上の飲酒をされる方の多くに脂肪肝が認められます。一方、アルコールが原因でない脂肪肝を「非アルコール性脂肪肝」といいます。原因は肥満や糖尿病、脂質異常症などによるものです。
生活習慣の変化に伴い脂肪肝患者は増加傾向にあります。わが国では、人口の約20%が脂肪肝といわれており、その中の約10〜20%がアルコール性脂肪肝炎・非アルコール性脂肪肝炎へと進展します。これらは肝臓に炎症が起こった状態で、肝硬変の前段階とされています。そのまま放置すると、肝硬変や一部は肝細胞癌につながる危険性があり、注意が必要です。
原因が飲酒であれば、飲酒量を減らすか禁酒をしましょう。食べ過ぎが原因であれば、低カロリーで栄養バランスのよい食事を心がけ、適度な運動を取り入れて減量に努めます。また、なるべく心身の疲労や睡眠不足を避けて、規則正しい生活をしましょう。
脂肪肝がある方は、自覚症状がなくても、きちんと医師の診察を受けることが大切です。生活習慣の改善、定期的な血液検査や腹部超音波検査などの実施をおすすめいたします。
医療法人社団健生会 みなとみらいケンズクリニック
〒231-8331横浜市中区桜木町1-1-7 TOCみなとみらい3階
TEL:045-651-2588
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