中区伊勢佐木町3丁目のショッピングセンター「ピアゴイセザキ店」が8月9日に閉店した。1969年開店から51年の歴史に幕を下ろす形となった。同店を運営するユニー株式会社によると、近年競合店の出店などにより収益が低下し、今後の採算性の改善や成長が見込めないことから営業終了に至った。閉店後の跡地利用については非公表としている。
同店は1919年に呉服店として創業し、その後百貨店に業態転換した「松喜屋」を69年にユニーの前身である「ほていや」に継承開店した店舗。2009年には「ユニー」から「ピアゴ」に屋号を変更し、15年にも老朽化のため店舗のリニューアルをしていた。呉服店から含めると101年になる。
同店をよく利用していたという西区在住の70代の女性は「子どもの頃からあるお店が無くなってしまい、地元の人は残念に思っていると思う」と話す。また同店の担当者は「これまで皆様に親しまれ、支えられてこの地で営業できたことに、従業員一同、あらためて感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました」とコメントした。
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