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中区・西区・南区 スポーツ

公開日:2020.08.27

台風から1年
グラウンド水没で練習不能
中本牧リトル暴風雨の脅威、まざまざと

  • (上)昨年の台風の被害を受けたグラウンド=同チーム提供。練習ができる環境ではなかった(下)現在のグラウンドの様子。左は村上監督

 昨年9月に関東地方に上陸した台風15号。金沢区では護岸が崩壊し工業団地が浸水、中区本牧の海釣り公園でも防波堤が崩れ管理棟が大きく破損した。その近くにある野球グラウンドも例外ではなかった。

 1978年創立、プロ野球選手を多数輩出している硬式野球チーム・中本牧リトルシニアは同所を練習拠点にする。そのグラウンド近くの防波堤も2、3カ所が崩壊。海水が流れ込み、ボールなど野球道具から移動用車両2台も水に浸かった。倉庫に残った浸水跡から海水は1mほどの高さまで押し寄せたという。

 村上林吉監督(72)は「ここで35年になるが、昨年のような浸水被害は初めて」と振り返る。その後、横浜市の対応が早く1カ月ほどしてチームメイトがグラウンドに集えるようになった。村上監督は「協力していただいた皆様に感謝」と話し、今夏も子どもたちの指導に汗を流す。

 あれから1年、台風などの風水害に備えたい。

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