新本牧ウォーキングクラブの会長を務める 大橋 清さん 西区みなとみらい在住 79歳
「歩いて交流」続けて25年
○…新本牧地区にあるマンション管理組合の理事長と補佐役の2人で設立したウォーキングクラブが今年で25周年を迎えた。四季折々のテーマに合わせた場所に赴いて正午にかけて歩き、昼食。毎月1回、ほとんど中止することなく続けてきた。現在は、新本牧地区の住民など37人が所属する。「世間でウォーキングが流行っていた時代でもあり、設立を提案したが、それ以来25年間も交流が続くとは。嬉しいですね」と笑顔。
○…生まれは東京都。3歳のとき、越後湯沢に疎開してからはスキーに熱中。小学校卒業後に都内へ戻った後もスキーの道を極めた。20歳で全日本スキー連盟公認の準指導員に新潟県内1番の成績で合格し25歳には指導員の資格を取得。スキー雑誌のグラビアを飾ったこともあり、70歳までゲレンデに通った。東レに就職。営業などを経験した後、人材育成などを担う経営研究所で15年間勤め上げた。
○…新本牧地区のマンションに移り住んだとき、当時組合の理事長を務めていた松村俊幸さんに出会った。1年間補佐役として関わるなかで、地域社会貢献のため活動する松村さんの姿勢が、日本工業倶楽部の3代目会長で金沢文庫を復興再生に尽力した祖父の兄・大橋新太郎氏と重なり感銘を受けた。それから同ウォーキングクラブの設立に繋がった。
○…現在はみなとみらいのマンションに妻と住む。娘1人、孫3人に恵まれた。「会うたびに孫の成長を感じるのが楽しみです」とほほ笑む。毎朝5時半から臨港パークで太極拳、6時半からはラジオ体操で身体を動かすのが日課。「人生100年時代。ウォーキングを通じて楽しく交流し、健康寿命の延伸に繋げていきたい」と今後も同クラブを牽引していく。
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