中区を中心に不動産・相続のコンサルティングを手掛ける新都市総合管理(株)(右手康登代表取締役)=中区太田町=は11月24日、同社が運営する無人ホテルの事業と実績を公開するセミナーをオンラインで開いた。この無人ホテルは、9月・10月において横浜市内トップ20のホテルが示す平均稼働率を上回る実績だった。
無人ホテルとは、ホテル内にスタッフが常駐せず、ゲスト自身でチェックイン可能な宿泊施設を指す。昨年12月、石川町に開業した横浜初の無人ホテル「GRAND CAVE YOKOHAMA」はJR根岸線石川町駅徒歩約3分、横浜中華街まで徒歩約5分の好立地。木造3階建てで全6室あり、1室あたり最大4人まで宿泊できる。
トップ20と同水準
横浜市が発行する市内トップ20のホテルで平均稼働率を示した「横浜市内主要ホテル平均稼働率」では、新型コロナウイルス感染症の影響を受け5月には20%台まで落ち込んだが、8月以降は5割近くまで回復。その状況は同ホテルでも変わらないという。また、約8割が日本人の宿泊者で1室の平均宿泊者数の割合は3・09人だった。
同ホテルは、人との接触を避けて利用ができるほか、最低2人からの宿泊で、1人の単価はビジネスホテルの50%程度の料金設定だ。
セミナーで右手代表は「横浜中華街まで徒歩圏内で駅からも近く気軽に泊まれるので好評なのでは」と話し「元は住宅だったが資産価値をあげるために無人ホテルを開業した。今後も不動産価値を高める事業を推進していきたい」と述べた。
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