ミス・アース・ジャパン2020神奈川代表として戸部警察署で1日署長を務めた 渡邊 絵里香さん 戸部町在住 19歳
地域から環境問題見据える
○…「美」を競う大会でありながら、チャリティーを通じて環境問題に取り組むミス・アース。その神奈川代表として9月の日本大会ファイナリストとして名を連ねた。以前から地域活動にも積極的に参加していたことから昨年には同署の1日女性警察官を務め、同世代の犯罪防止を呼びかけた。「制服に袖を通すと身が引き締まる思いです。同世代に防犯意識を啓発していけたら」
○…戸部町で生まれ育つ。高校生の頃に地域の老人会に参加した際、同世代のボランティアがほぼいないことや老老介護の問題を知った。その気づきから「地域をもっと知ってほしい」と地元の飲食店や町内会長を紹介するフリーペーパーを創刊。今年の4月には、以前から関心を寄せていた環境問題などを身近に感じてほしいと、第2弾を弟とともに編集・発行。これらの活動は、ミス・アースでのアピールポイントの一つとなった。
○…中学生まではバスケットボールに熱中。「誰にも負けたくない」と週6日で練習していた時期もあり、区選抜に選出されるなど活躍。高校生からはそれまで嫌いだった勉強に熱を注ぐように。その根底には、ミス日本に輝いた母の経験を聞くうちに芽生えた「未来の可能性は自らの手でつかみ広げるものだ」との考えが。その後、青山学院大に合格。「努力は裏切らない」と考えを体現した。
○…将来は環境汚染に苦しむ人たちを助けられる企業や団体を立ち上げたいという。現在大学では環境問題など世界中の地域社会の課題を考察する研究に没頭し、「積極的な問題意識を持つ人を増やしていければ」と話す。大学卒業後の人生設計は模索中だが、「人生一度きり、とにかくやってみよう」をモットーに挑戦を続けていく。
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