神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2021年7月29日 エリアトップへ

東京五輪に伴いテロ警戒 ハマスタ周辺でパトロール

社会

公開:2021年7月29日

  • LINE
  • hatena
にぎわう中華街をパトロールする参加者たち=7月23日
にぎわう中華街をパトロールする参加者たち=7月23日

 東京2020五輪開催に伴い、野球・ソフトボール会場である横浜スタジアムを管内に持つ加賀町警察署は、テロ・災害対策協力会などと連携して開会式の7月23日に繁華街などでパトロールを実施した。パトロールはソフトボール決勝戦の27日、野球決勝戦の8月7日を予定する。

 オリンピック反対派などによる暴動を防ぐために実施されたもので、テロ・災害対策協力会をはじめ、防犯協会や安全運転管理者会、交通安全協会の加賀町署管内の4団体が協力し実現した。

 23日には約15人が参加し、横浜スタジアム周辺の繁華街を中心にパトロールを行い、テロ警戒を強くアピールした。

「見せる」を意識

 開会式当日のパトロールでは、参加者はオレンジ色の安全パトロールベストを着用し、誘導棒を持ちながら夜の繁華街などを練り歩いた。

 コースは2つ。どちらも同署を始終点として、中華街から元町商店街、山下公園、開港広場公園、横浜公園を巡るコースと、日本大通り、県庁、本町通り、馬車道、尾上町通り、横浜スタジアムを巡るコース。

 初日の中華街は、観光客などでにぎわう中、参加者は「見せる警戒」を心掛けていた。

 同署の上原正署長は「会場だけではなく周辺も狙われやすい。最近ではドローンによるテロも増加している」と話し注意を呼び掛けた。

 同署テロ・災害対策協力会の高木正俊会長は「無観客とはいえ、常に警戒は欠かさず、加賀町署やほかの団体と協力しながらパトロールを行います。今回のような活動が抑止力になれば」と話していた。

 テロ・災害対策協力会は、県内全54警察署に組織されており、テロ・災害神奈川協力会の構成団体。警察と地域住民が日頃からの連携・協力体制をつくることで、突発的な事案に対応することを目的にしている。
 

一定の間隔を保ち巡回
一定の間隔を保ち巡回

中区・西区・南区版のトップニュース最新6

3団統合し新体制に

中消防団

3団統合し新体制に

大規模災害への備え強化

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

50年後 中・西区は増

横浜市人口推計

50年後 中・西区は増

南区は2万9千人減

4月11日

文化の発展担い60周年

横浜市民ギャラリー

文化の発展担い60周年

アートを親しむ場に

4月11日

連携で火災被害最小限に

南区の小中学生

連携で火災被害最小限に

冷静対応、消防署が感謝状

4月4日

「今昔かるた」が完成

西区

「今昔かるた」が完成

歴史や魅力の発信へ

4月4日

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる 三浦市文化

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

中区・西区・南区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook