大きな窓で開放感あふれるフェニックスルーム。室内にいながらまるで森林浴をしているかのような空間
ホテルニューグランドでは現在、不定期にオープンする”幻のレストラン”として「ダイニングルーム フェニックス」を開催している。
本館２階にあるフェニックスルームは結婚式などに使われている会場で、普段は非公開の部屋。開業時にはメインダイニングとして親しまれていたという。コロナ禍で団体利用などが減るなか「クラシックな空間でホテル伝統の味を楽しんでもらおう」と今年の３月頃から一般客向けに開放。会場の予約がない日にあわせ、１階にあるコーヒーハウス「ザ・カフェ」の一部メニューを提供している。
ナポリタンなどホテル発祥メニューを提供
幻のレストランで提供されるのは、同ホテル発祥のスパゲッティナポリタンやシーフードドリア、プリンアラモードのほか、カフェの人気メニューであるハンバーグやピーチメルバといった王道ばかり。山下公園の新緑をゆっくり眺めながら涼しい部屋で、優雅なランチタイムの始まりです。
どれも間違いなく美味しいのですが、今回私がチョイスしたのは「シーフードドリア」（2,783円／税・サ込）。猛暑日が続くなか、あえて！熱々のドリアです（笑）。初代総料理⻑のサリー・ワイルさんが「体調が良くないので、何かのど越しの良いものを…」というお客様の要望を受けて創作した料理が“シュリンプドリア” だったとか。そんなエピソードを聞くと、夏バテ気味の身体をいたわってくれる、やさしいメニューに思えてきませんか？大ぶりのえびやホタテなどの魚介類がごろごろと入っていて、贅沢な気分に…。やっぱりニューグランドのドリアは別格！一度食べると、定期的に食べたくなってしまう、絶品ドリアなのです。
なお、ランチだけでなく、カフェとしても利用できるとのこと（ドリンクのみの利用は不可）。９月は２日、４日、６日〜９日、１３日〜１６日、２１日に開催予定（日程は変更することもあり）。営業時間は午前11時から午後４時（ラストオーダー３時）。予約不可。メニューや１０月以降の開催日などの情報はホームページで確認を。
カフェで人気の３大メニュー
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これぞ王道のプリンアラモード！奥がバニラアイスの上に桃のコンポートを乗せ、ラズベリーソースをかけたピーチメルバ
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