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公開日:2023.03.16

ペットも災害備えて
飼い主と拠点 平常時から

 災害時に避難所にペットを同伴し飼養したことで、動物が苦手な人やアレルギーを持つ人との共同生活におけるトラブルが発生していることから、近年ペット防災対策も必要だと考えられるようになった。

 環境省は飼い主と一緒に避難する「同行避難」を推奨。「同行」は避難所で飼い主とペットが同じ空間で生活する「同伴」とは異なるので注意が必要だ。そのためペットが飼い主と離れた場所で生活できるよう事前の準備が欠かせない。ケージや最低5日分のフード・水、常備薬、飼い主の情報とペットの通院記録などが書いてある手帳の準備だけではなく、普段からケージに慣らしておいたり、いつもと違う散歩コースを歩くなどして環境の変化に適応できるような「しつけ」をすることも大切だ。

拠点も備えを

 避難所となる地域防災拠点側もペットが避難できる場所の確保や避難所内でのルールを事前に決めておく必要がある。大鳥小学校地域防災拠点では運営委員会とは別に「ペットの災害対策を考える会」を発足し、同行避難訓練や飼育経験のある会員による検討会、獣医師などを講師に招いた講習会を行なっている。

 会員の宇山生顕さんは「『同行』と『同伴』の違いを理解した上で、いざという時に困惑しないよう普段からペット災害対策を検討しておくことが大切」と話した。ペット対策に関しては中区生活衛生課【電話】️045・224・8339。

横浜市保健所 中福祉保健センター生活衛生課

横浜市中区日本大通35中区役所別館4階

TEL:045-224-8339

https://www.city.yokohama.lg.jp/naka/madoguchi-shisetsu/kuyakusho/gyomuannai/seikatsueisei.html

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