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映像に残す感謝の思い 家族へ最後の贈り物に
思い出の地・横浜で撮影する依頼者
「母が突然亡くなったとき、残されたのは写真だけ。母の声や笑顔を映像で残していたら…。その後悔が新たなサービスを生むきっかけとなった」と話すのは、（株）Ｄ２（ディーツー）＝東京都港区＝の鈴木忍さん。同社は、人生の最終章を迎える人が家族などの大切な人にメッセージを残すビデオ制作サービス「ありがとうの物語」を２０２５年春にスタートした。感謝の思いや自分史を、希望する場所で撮影し、メッセージビデオを作成する。
動画の内容や伝えたい思いは終活ライフケアプランナーの鈴木さんが事前にヒアリング。撮影は鈴木さん立ち合いのもとライブカメラマンが担当する。メイクアップアーティストも手配可能だ。
長年、不動産事業も展開する同社。「長年暮らした家への思い入れは深い。後世にも記録しておきたいとの声も多くサービスを始めました。映像に残したことでご家族が売却の手続きを進めやすくなったというケースもあります」と鈴木さん。
映像を残せるだけでなく、自分自身の人生を肯定する時間にもなる。依頼者は「『私にはこんな一面もあったんだ』と思い出し、自分の過去を振り返る機会ができた。『これが、わたしの物語』と実感できる映像を残せた」と語る。料金は12万円から。（問）【電話】０５０・３０９１・７７７７
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大切な家族に贈るエンディングメッセージ 【ダーウィンキャスティング（株式会社D2）】
東京都港区東新橋1-9-2 汐留住友ビル16階
TEL:050-3091-7777
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