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公開日:2025.06.05
トロンプルイユ復権の兆し
本牧絵画館で企画展
行くたびに新しい絵画の見方を提示してくれる「横浜本牧絵画館」。7月21日(月)まで、同館のメインコレクション作家・岩田榮吉の代名詞ともいえる「トロンプルイユ」をテーマにした企画展が開催されている。
トロンプルイユは一般に「だまし絵」と訳され、高度な写実技法で現実空間と見違えるような絵画のこと。16〜18世紀に盛んになったが、近年でも大規模な企画展がパリのマルモッタン美術館で開かれるなど、復権の兆しが見えている。
今回の展示では岩田榮吉を始め、確かな技術と現代的な感性を併せ持つ7人の作家の作品計31点が並び、トロンプルイユの新たな可能性を示唆する。武田館長は「一口にトロンプルイユといっても、様々な表現があることをお分かりいただけると思う」と話す。観覧料は一般500円。
■横浜本牧絵画館=中区本牧元町40の7、開館/午前10時〜午後5時(火曜休館)、【電話】045・629・1150
横浜本牧絵画館
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横浜市中区本牧元町40−7
TEL:045-629-1150
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