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公開日:2026.08.06

「ゆず色」のオシロイバナ ファン通じ、横浜から全国へ

  • 「ゆず色」のオシロイバナ (写真1)

  • 「夕方だけに咲くこのゆず色のオシロイバナを眺めていると心が癒される」と収穫したばかりのオシロイバナの種を手に武田さん

    「夕方だけに咲くこのゆず色のオシロイバナを眺めていると心が癒される」と収穫したばかりのオシロイバナの種を手に武田さん

  • 種を提供した岡村の民家に咲く黄色いオシロイバナ(平野さん提供)

    種を提供した岡村の民家に咲く黄色いオシロイバナ(平野さん提供)

  • 平野さんはゆずっ子立ち寄り処の2階にある事務所でオシロイバナを育てている

    平野さんはゆずっ子立ち寄り処の2階にある事務所でオシロイバナを育てている

 横浜・伊勢佐木町の路上から羽ばたいたアーティスト「ゆず」にちなみ、「ゆず色のオシロイバナ」と名付けられた花の種が、ファン(ゆずっ子)を通じて全国へと広がっている。

 きっかけを作ったのは、横浜を訪れるファンを喜ばせようと、ゆずっ子応援団「岡村かぼすの会」を立ち上げて、20年近く活動する平野正さん(75)。2023年の夏、ゆずの地元である磯子区岡村の民家の軒先で黄色いオシロイバナを発見した。「ピンク色はよく見るけれど黄色は珍しい。ゆず色だ!」。そうひらめいた平野さんは早速種を譲り受け、ファンの交流拠点として無償開放している「ゆずっこ立ち寄り処」=中区住吉町1の12の5=で配り始めたところ、全国各地から「花が咲いた」という報告が届くようになった。

花言葉は『君を想う』

 福岡県内でカフェ「MONTE(モンテ)」を営む武田庸子さん(53)もその一人。昨年10月に平野さんからもらった6粒の種を春先に植えたところ、6月にはプランターいっぱいの花が咲いた。また、黄色いオシロイバナの花言葉を調べると「あなたを想う」とあった。すぐにゆずの楽曲『君を想う』が浮かび「さらに縁を感じました」と、笑顔で語る武田さん。そんなゆずの2人を想いながら愛情一杯に育てた花から早くも種が収穫できたという。「この種をまた全国のゆずっ子さんたちにお届けし、たくさんの方にやさしいバトンがつながれば」

園芸博に向け

 横浜ライブが行われた7月24日から26日の3日間、交流拠点には山形や長崎、熊本、大阪など全国各地からファンが集まった。「岡村で育った種だよ」と朝採ってきたばかりの種を手渡す平野さんに、ファンは「大切に育てます」と大喜び。ファンたちは「ゆずの2人にこの花にちなんだ曲を作ってほしい」と夢を語り合っていた。

 折しも、来年横浜では花と緑をテーマにした国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」が開催される。ゆずが公式アンバサダーを務めており、ファンたちの間でも注目のイベントになっているという。平野さんは「ゆずっ子さんたちとオシロイバナを通じて、園芸博を盛り上げられたら。開催地である横浜から、全国へ花が広がってくれたらうれしい」と話していた。

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