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公開日:2026.08.13
関内「泰生ポーチ」 平日の新たな居場所に 住民要望受け、日中に開放
関内の地域交流拠点「泰生ポーチ」=中区相生町=で7月から平日の日中にスペースを開放し、誰でも利用できる居場所づくりが始まった。周辺住民の要望を踏まえて始めたもので、イベントや物品販売などの活用も想定しており、運営者は「誰もが気軽に立ち寄れる場所にしたい」と参画者を募っている。
「泰生ポーチ」は南区弘明寺町に本社がある不動産会社でまちづくりも手掛ける株式会社泰有社が所有するビル。1階がシェアスペース、2〜4階は起業した人などが事業を始められるような場所になっている。
1階では、2018年から3事業者が時間帯を分けて共同で運営を行ってきた。市民団体がイベントで使うほか、キッチンスペースもあり、さまざまな人が集うコミュニケーションの場としての役割を果たしてきた。
必要性を実感
共同運営事業者の1社で、ビルの向かいで企業主導型保育施設などを運営する株式会社ピクニックルーム代表の後藤清子さんによると、コロナ禍以降、1階の利用が減ったという。同時に住民から「気軽に立ち寄れる場所がほしい」「子どもや子連れの人が集まれるスペースがあれば」といった要望を耳にした。飲食店やオフィスが多いこの地域には、地区センターや地域ケアプラザのような公共施設がなく、自由に集える場所の必要性を感じた。
そこで、後藤さんは同社が運営する平日の午前10時から午後5時までの時間帯を開放し、誰もが立ち寄れる場にすることを決めた。これまでの拠点利用者や町内会関係者らに声をかけ、新しい団体を作って管理・運営していく。
高齢者向けのカフェを開いていたUR海岸通アパート自治会の会長で、関内地区の民生委員も務める一宮均さんは「この辺りは単身の高齢者も多く、居場所として機能させたい」と運営メンバーとして関わる。
7月から開放を始め、夏休み中は子どもが自習室として使えるようにしている。今後も子どもの利用料は無料とする。
イベントや販売に
まず1年間は試験的な運営で、事業化を含めた検討を進める方針。後藤さんは「イベントの開催や飲食物、作品の販売、仲間づくりなど、この場所で何かをやりたいという人を募っている」と参画者を広く求めている。「老若男女が関わり、関内周辺に育っていた文化を再構築する場にしたい」と述べ、泰生ポーチをまちづくりを進める拠点にしたい意向だ。
利用、運営の問い合わせは後藤さん【携帯電話】080・1453・8533。
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