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公開日:2026.09.24

中国の「敬老の日」は10月 横浜中華街の馬さんに聞く

  • 馬さんが料理教室で作った重陽糕。頂点には山頂を想起させる旗=馬さん提供

    馬さんが料理教室で作った重陽糕。頂点には山頂を想起させる旗=馬さん提供

  • 「重陽節を日本でも広めたい」と馬さん

    「重陽節を日本でも広めたい」と馬さん

 日本の「敬老の日」は9月の第3月曜日だが、隣国の中国にも、健康や長寿を祝う日「重陽節(じゅうようせつ)」が存在する。旧暦の9月9日(今年は10月18日)の重陽節には何をするのか、中華街で30年にわたり上海料理店「馬さんの店 龍仙」を営む馬(マー)双喜(ソウキ)さん(66)に聞いた。

登山で長寿祈願

 重陽節は、健康長寿を願って登山をする「登高祈願」の風習がある。馬さんは「日本に来てすぐの時、山に行けず東京タワーで自分なりの山登りをしたこともあったのよ」と振り返る。

 米粉などの生地に小豆餡などを入れて、ドライフルーツを乗せて蒸し上げた菓子「重陽糕(じゅうようこう)」を食べる風習も。何層にも重なる作りから「向上」の意味が込められている。登山に行けない人はこの菓子を食べてその代わりとすることもあるという。

 「菊」を楽しむ日でもある。重陽節の時期に見頃を迎える菊は邪気を払い、解毒作用があるとされる。鑑賞だけではなく、菊花酒や菊花茶を飲むのも習わしだ。日本の敬老の日と同様に、年配の人へ感謝や敬意を伝えるため、家族で食事をしたり、催しも行われる。

 横浜中華街でも販売している桃まんじゅうも健康長寿の願いが込められている。まもなく迎える重陽節。馬さんは「重陽糕は日本の軽羹(かるかん)に似ている。家族や仲間で軽羹を食べたり、食用菊を茶や酒に浮かべて飲んだり、中国の文化に触れてみてもらえたら」と話す。

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