”あーす”を変えるエコライフ 環境連載24 エアコンの使い方(下) 取材協力/ステップチェンジ
■部屋を閉め切る
部屋の間の扉やふすまを開放したり、換気扇を回すと冷気が逃げてしまいます。エアコンを使う時はできるだけ部屋を閉め切るようにしましょう。使う部屋を限定し、家族が集まるようにすると、なお良いです。
■設定温度を高めて扇風機併用
エアコンの設定温度と実際の室内温度、体感温度は必ずしも一致しません。エアコンの冷気は重いので床に落ちていきますし、体感温度は肌で感じる風の強さの影響を受けるからです。設定温度を高めにして、風量を強くするか、扇風機を併用することで省エネ効果が高まります。
■自動運転に身を委ねる
エアコンは設定温度に達するまで消費電力が大きくなり、その後、自動的に出力を調整するように作られています。下手にスイッチをON、OFFにしたり、設定温度を変更すると、かえって電力を消費してしまいます。賢いエアコンの自動運転に身を委ねるのも節電のひとつの手です。
■室外機のことを忘れない
室外にあるので忘れがちですが、置かれている場所に注意してみましょう。室外機は乾燥した風通しの良い日陰に置くことが理想です。直射日光が当たったり、障害物で排気口がふさがれていないか、チェックしておきましょう。
■タイマー運転で使用時間を制限
ほとんどのエアコンにはタイマー機能がついているはずです。人がいない時間に運転させないよう、こまめにタイマー設定を行うように心がけましょう。
節電は大切ですが、猛暑の中で下手に我慢すると、熱中症の危険が高まって命の危険につながります。上手にエアコンを使って節電しながら猛暑を乗り切りましょう。
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