南区版 掲載号:2013年8月29日号
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8月31日の講演会で認知症介護の体験談を語る 大塚 千恵子さん 井土ヶ谷下町在住 64歳

相手と同じ目線で心砕く

 ○…認知症の啓発活動を行う厚生労働省の事業「キャラバン・メイト」のメンバーとして5年前から活動。8月31日には、区の啓発事業で講演する。8年前に脳出血で倒れ、認知症と診断された兄の介護体験を話す予定だ。自らが感じたことをありのままに伝えることが、何よりの啓発になると考えている。「認知症を知ってもらうためにも、自分の体験を隠さずに話したい」と力強く語る。

 〇…年が一回り違う兄が認知症になり、近くに住んでいるからと面倒を見ることに。それまで「盆、暮れしか会わなかった」が施設に毎週通った。決まった日を1日遅れると「随分来なかったね」、1日早いと「こんなに早く来たの」と言われ、最初は戸惑った。時にわがままな振る舞いに、持ってきた洗濯物を投げ付けて帰ることもあった。数日後、謝りの連絡が入り、頼りにされていることを実感。「相手の言動を否定せず、同じ目線で接することが大切」という。兄はさまざまな病気を併発し、現在も入院中。それでも、仲間から教えてもらった口腔ケア法を行うなど、献身的な介護を続ける。

 〇…キャラバン・メイトとして、地域や学校での講演を続ける。ある場所では、最初は話を聞こうともしなかった女性が講演後、そっと寄ってきて認知症の夫について語り始めたという。「介護する方も大変。話を聞くだけでも楽になる人がいる」。患者を支える輪を広げようと、6月に支援者らの組織を立ち上げた。

 〇…弘明寺で生まれ、今でも大岡小、南中時代の同級生とよく会う。「仲間からパワーをもらっている」と満面の笑み。趣味は油絵。ベランダがアトリエになる。「介護で自分の楽しみをあきらめたくない」が信念。得意の着付けを活かし、若者向けのビジネスも企画中で好奇心は尽きない。「キャラバン・メイトも着付けも若い世代に引き継ぐのが役目」と、これからも持ち前の行動力を発揮していく。

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