「忠臣蔵」で赤穂浪士に討たれた吉良上野介の血を受け継ぐ、上杉家17代当主の上杉邦憲さんによる講演会が6月29日、蒔田町の旅館松島で行われた。
講演会は吉良とゆかりのある蒔田に関する歴史を学ぶ市民団体「蒔田の吉良歴史研究会」(斎藤勁会長)の主催。歴史好きの市民ら80人が集まった。
上杉さんは「史料から見た赤穂浪士討ち入り」をテーマに語り、自らが調べた資料を基に討ち入りや吉良と蒔田の関係を説明した。「世間の吉良の評判は悪いが、地元では立派な殿様と評価されている」と話すと拍手が起こった。吉良の分家が住んでいたとされる蒔田に初めて来たという上杉さんは「歴史のつながりは面白い」と笑顔を見せた。
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