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井土ヶ谷2町内会 商店街の「夜店」引き継ぐ 名物行事の灯、住民守る

社会

掲載号:2014年7月10日号

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夜店に多くの子どもが集まる
夜店に多くの子どもが集まる

 昨年まで30年間、井土ヶ谷上町正栄会(岩崎堅一会長)が主催していた「納涼夜店」を今年から周辺の井土ヶ谷上町第一町内会(佐々木哲夫会長)と同第二町内会(清水昭芳会長)の2町内会が行うことになり、7月20日に井土ヶ谷上町公園で開かれる。役員の高齢化などで商店街が開催を断念した夜店を町内会が受け継ぎ、準備が進められている。

高齢化で困難に

 納涼夜店は正栄会の祭りとして毎年7月中旬に行われてきた。公園に屋台が並び、夏休みに入ったばかりの子どもが多く集まり、にぎわいを見せる正栄会の名物行事だった。

 しかし、加盟する店舗の減少や正栄会会員の高齢化などにより、年々、運営が難しくなっていた。中心になって夜店を担当していた正栄会の斉藤貴章さんは「重いテントや機材も多く、準備や片付けの際にけがをする心配があった」と昨年、30回の節目を迎えたことから、夏の風物詩の終了を決めた。

若い世代が協力

 ところが、終了を惜しむ声が町内会から出た。正栄会の相談役で上町第一町内会の佐々木会長が「これだけ地域に親しまれている行事をなくしてしまうわけにはいかない」と町内会が引き継ぐことを正栄会に提案。第二町内会の清水会長も「夜店を楽しみにしている子どもが多くいる」と賛同し、30代、40代の若い役員や協力者がいる両町内会が夜店を共催し、引き継ぐことになった。

 焼き鳥やビールの販売など、夜店の内容はこれまでとほとんど変わらない。正栄会と町内会側は開催へ向けた話し合いを何度も行っており、会場周辺の交通整理方法などのノウハウも引き継がれた。綿菓子やポップコーンを作る機械は正栄会が貸し出す。焼き鳥の下準備を正栄会の店舗に依頼するなど、両者の連携が図られている。佐々木会長は「毎年8月、住吉神社の祭りに合わせて町内会で出店をやっており、やり方は分かっている。手伝いたいという若い人も多く、町内会全体が盛り上がっている」と話す。

 斉藤さんは「私たち商人と違う方法でお客さんを楽しませてくれるのではないか」と町内会の取り組みに期待している。

 昨年までと同様に南中学校和太鼓部の演奏で午後4時にスタートし、7時まで。雨天の場合は21日に順延される。

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