南区内の学童クラブに通う児童を対象とした「わくわく消防体験塾」が8月8日、神奈川区の市民防災センターで行われた。
南消防署(牧島敬行署長)が子どもたちに災害時における自助・共助の意識を高めてもらおうと実施したもので、南区や隣接区にある学童クラブから小学生200人が参加。地震などが原因で停電し、火災が発生したことを想定した暗闇体験、煙体験などを行った。また、署員が消火器の使い方を児童に教え、一斉放水を実施。六ツ川の学童クラブに通う小学6年の女子は「自分1人で消火器を使うことができそう」と自信を深めた様子で話した。
南消防署の尾崎憲予防課長は「火事が起きたらまず自分の命を守り、周りにいる大人に助けを求めてほしい」と訴え、体験が自助・共助の意識につながることを期待した。
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