南区 文化
公開日:2014.12.04
歌丸さん 怪談で存在感
吉野町にたい平さんも
南区在住の落語家・桂歌丸さんと「笑点」で共演している林家たい平さんの二人会が11月28日、吉野町市民プラザで開かれた。
笑点出演9年目となるたい平さんは「49年も笑点に出ている歌丸師匠と同じ舞台に立てて光栄」と話し、落語では大きな杯で酒を飲む仕草で会場を沸かせた。
歌丸さんは長年取り組んでいる三遊亭圓朝の代表作「真景累ヶ淵」の中から五話の「お累の自害」を披露。登場人物を繊細な描写で表現し、約1時間演じた。
今年、肋骨骨折や帯状疱疹で入院生活を余儀なくされた歌丸さん。体調を考慮し、高座の回数を控えつつあり、三吉演芸場での一門会も10月で終了している。しかし、同プラザで来年6月に行われる独演会には出演する予定。「真景累ヶ淵」の六話、七話を一気に演じるという。
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