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南区版 公開:2014年12月25日 エリアトップへ

母乳育児支援コラム18 抱いて、見つめて、話しかけて 保健師 朝倉 きみ子〈乳腺炎、食べ過ぎに注意〉

公開:2014年12月25日

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 暮れからお正月にかけてつい食べ過ぎになり、乳腺炎になることがあります。

3種類の症状

 乳腺炎には▽急性乳腺炎…しこりができて張れ、赤くなって痛む▽うつ滞性乳腺炎…しこりがあり、乳頭上に白い斑点(潰瘍)ができ、栓をして乳汁が抜けずに痛む▽慢性乳腺炎…乳頭全体が貧血して白くなり、授乳直後にじんじんと痛む――の3種類があります。

子どもが「予告」

 子どもがニヤニヤしておっぱいを飲み、乳頭を軽く噛みつき、乳腺炎を予告することがあります。予告のあった日は夕食をお粥にして、油、砂糖、果物、牛乳など、おっぱいがよく出るようになる食べ物を食べないようにしてみてください。夜寝る時は芋パスタ(芋で作る湿布)を貼ります。夜間、2回授乳して翌朝の食事もパン、牛乳ではなく、ご飯を中心に食べます。昼間は頻繁に授乳します。これで大方は良くなります。お母さんは良く噛んで食べましょう。

 サインを見逃したまま、カレー、ケーキ、お餅などを食べていると、急に40度くらいの熱が出ることがあります。おろし大根は消化を助けてくれますので、食べ過ぎたと思った時はたっぷり食べてみてください。

 病院に行くと抗生物質を処方されて授乳禁止になることが多いです。病院に行く前に母乳専門の助産師から手当てを受け、授乳しやすくし、激しい症状を少し落ち着かせて受診します。すると、抗生物質を飲んでもごく少量で早期に軽快するので、授乳を中断せずに済みます。
 

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