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南区版 公開:2015年6月11日 エリアトップへ

フラダンスグループ「ハマユーの会」の代表を務める 後藤 美智子さん 高根町在住 79歳

公開:2015年6月11日

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揺るがない『フラ』への思い

 ○…前身の「ハマナスの会」が発足した1995年から所属し、05年に代表に就任。「踊っている時は何もかも忘れて楽しんでいる」とフラダンスが元気の源になっている。浦舟町で6月17日に開かれるイベントは「できれば大勢の人に見てもらいたい」とにこやかな表情。晴れ舞台が待ち遠しくて仕方ない。

 ○…静岡県伊東市で生まれ育つ。9人兄弟の末っ子で「真ん中の兄は戦地で亡くなった」と悲しげな表情を浮かべながら、終戦を迎えた10歳のころは「ものがない時代だった」と振り返る。地元で知り合った船乗りの夫と23歳で結婚。夫が横浜の船に乗っていたことから南区へ移り、高根町で暮らし始める。知り合いもおらず、慣れないまちでの生活に苦労した。次男のお産の時は「長男が産婦人科まで一緒について来てくれた」と懐かしそうに笑う。

 ○…20年前、老人ホームのイベントで初めてフラダンスを見た。「これはやってみたいとすぐに思った。すっかりハマっちゃった」とダンスを披露した”先生”に「教えてほしい」と直訴。当時は平楽の町内会館で練習した。それ以来、「メンバーのみんなと会うことが楽しい。これだけは休むことなく20年間続けた」。腰痛に苦しんだ時期もあったが、「文字通り『フラフラ』っとやっているから、踊っている間は痛みを感じない」と冗談を交え、心身を健康にしてくれた仲間とダンスに感謝する。

 ○…5月に夫と磯子区で暮らす息子夫婦、孫たちと一緒に熱海に出掛けた。「ホテルの前に建つ熱海城と夜景がきれいだった」と嬉しそうに語る。100人以上が集まる敬老会「高根クラブ」で6年間代表を務めるなど、50年以上暮らしてすっかり地域に溶け込んだ。「助け合い」をテーマに活動し、月に一度のカラオケ大会はみんなで盛り上がる。「体が動く間は続けたい」。大好きな『フラ』への思いはふらつくことなく、いつまでも真っ直ぐだ。

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