認知症の症状の中に記憶障害・見当識障害・判断力低下があります。その症状によって生じる行動のひとつが「徘徊」です。
「徘徊」といってもさまざまな理由があります。▽自分がどこにいるかわからない▽自宅周辺の道や距離感覚がわからない▽「仕事に行かなくては」「自宅にいるのに家に帰らなくては」という思いから▽幻覚・不安にかられて▽同じ行動を繰り返してしまう反復行動から――などです。
徘徊中に思わぬ事故に巻き込まれてしまう危険性もあり、ご本人もご家族にも負担がかかります。声掛けをし、気づき合える地域の力によって、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりが必要です。
認知症の高齢者が徘徊で行方不明になった際に、できるだけ早く発見・保護するために南区には、認知症徘徊高齢者の方の写真等を事前登録する「徘徊認知症高齢者あんしんネットワーク」という仕組みがあります。受付は南区役所高齢者支援担当かお住まいの地域の地域包括支援センターです。
申請時に【1】印鑑(申請者)【2】写真2枚(全身・顔写真)【3】徘徊発見時の連絡先が必要になります。登録すると登録証が発行されます(3年ごとに更新)。
![]() リーフレット
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![]() 登録証
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