シンセサイザーの演奏に合わせて歌う参加者
中村地区の唐沢・平楽の住民有志で組織される実行委員会が６月５日、唐沢在住の内田恵美子さんの自宅を利用したふれあいサロン「花もよう」を初開催した。
地元住民が茶話会などを楽しみ、地域の顔が見える関係づくりを進めようと企画されたもの。各地で行われる交流サロンは町内会館などでの実施が多く、個人宅での開催は珍しい。
当日は周辺住民など約60人が参加。オープニングセレモニーでは、和やかなシンセサイザーの音色に合わせて「故郷」などを合唱。優しい歌声でサロンの船出を祝った。
開催前日、玄関付近に花を植えて開所に彩りを添えたという内田さんは、「初回に多くの方が参加してくれてほっとした。堅苦しくなく、自由に入れる雰囲気の場所になれば」と話した。
唐沢では南唐沢会主催の「南唐のあったかサロン」も６月13日に開所する。同地区は「花もよう」を毎週月曜日に、「あったかサロン」を火・木曜日に開催し、住民らの交流の輪を広げていく。
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