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南区 教育

公開日:2018.02.22

こども食堂で合気道
南太田常照寺 「学び」の要素加える

  • 肩を押されても動じない伊東さん

  • 寄付金を手渡した石川さん(左)

 南太田の常照寺で2月14日、こども食堂「横浜てらこや」が行われた。「てらこや」は月1回開かれているが、今年から食事だけでなく、遊びや学びもテーマにしており、今回は中心になって取り組む同寺僧侶の伊東政浩さんが合気道を披露した。

 約100人が参加。じゃんけんなどのゲームで楽しんだ後、カレーライスやイチゴを食べた。「学び」の時間では、伊東さんが指導している合気道を子どもに紹介。正座した状態で相手に肩を押されても倒れない技を披露。子どもが数人がかりで押しても伊東さんは平然としていた。伊東さんは「自分の身は自分で守ることが基本」と話した。現在は同所で合気道を大人に教えているが、今後は子どもにも教えていくという。

支援者が寄付

 伊東さんらの活動を支援しようと、1月30日にコンサートを開いた市民団体「Harmony AI」の代表で戸塚区のピアノ講師、石川秋子さんも駆け付け、収益の一部とバレンタインデーに合わせたチョコレートを手渡した。石川さんは「またコンサートを開き、みんなを招待したい」と子どもに話し、伊東さんは「お気持ちと行動力に感謝申し上げる」と応えた。

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