横浜が発祥と言われる「花こんにゃく」を味わうイベントが2月16日、南吉田町町内会館などで行われた。お三の宮通り商店会(君嶋哲至会長)の主催。約50人が参加した。
花こんにゃくは、かまぼこ状の練り物の周囲がギザギザになっているもので、「かまぼここんにゃく」とも呼ばれている。今年度、日枝小学校の6年3組が総合的な学習の時間で花こんにゃくに着目し、調査を続けていることを知った同商店会がイベントを企画した。
製造者の話聞く
現在も花こんにゃくを製造している小林蒟蒻製造所=中島町=の小林茂社長を招き、おでんを食べながら話を聞いた。小林社長は「花こんにゃくは製造に手間がかかることもあり、作るのをやめたところが多い」と説明。同社は現在、かまぼこ店や一部のスーパーに出荷しているだけだという。花こんにゃくがおでんの具として親しまれるようになったのは、「ギザギザの見た目が良かったからではないか」と推測した。
この日は商店会に加盟する「大阪王将吉野町店」でも花こんにゃくを使った回鍋肉を提供した。
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