県立横浜国際高校(桜田京子校長)の生徒が海外研修で学んだことを活かし、小学生に環境問題などについて考えてもらう目的の授業が3月9日、市立六つ川小学校で行われた。
授業は同小の3年生に向けて行われた。同高校2年生の生徒8人が昨年8月17日から21日までの4泊5日、マレーシアのボルネオ島に赴き、学習を行った。環境をテーマに現地の大学や施設で植物や動物に関する研修を受けた生徒8人が「学んだことを小学生に伝えたい」と考えて行われた。
テーマは▽動物▽地球の環境問題▽植物性油脂について――の3つ。授業はグループに分かれて進み、手作りのパネルや写真など小学生にも分かりやすいように説明。地球温暖化が起こる原因や気を付けること、動物が温暖化や森林伐採によって絶滅してしまうことなどを説明した。その上で「電気をこまめに消すことやごみを分別すること、食べ物を残さず食べることが大切」と話した。
授業を行った生徒は「言葉を簡単なものに言い換えたり、漢字をどの程度使うかなどを工夫した。小学生が現地に住むゾウやサルなど動物の名前など、思っていたよりも多くの知識を持っていて驚いた」と話した。
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