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南区 経済

公開日:2018.05.31

横浜橋で小樽の生徒活躍
商店街使い、物産販売会

  • チラシを配布する小樽市の中学生たち

 横浜橋通商店街で5月24日、北海道小樽市にある菁園(せいえん)中学校の3年生36人が小樽の特産品販売や地域のPRを行った。



 同校は修学旅行で23日から2泊3日で東京や横浜を訪れた。生徒に小樽のPRをしてもらいながら、接客体験をしてもらおうと、販売会を企画。同商店街に依頼し、事務所前のスペースを借りた。ホタテの珍味やマグネットを販売。珍味は用意した40個が販売開始から30分で売り切れる人気ぶりだった。ほかの品物も早々に完売したことから、生徒は商店街側に手伝いを申し出、6月9日に南区役所で行われる「商店街朝市」のチラシを買物客に配布。その後は商店街内で買物を楽しんだ。



 男子生徒は「多くの人がチラシを受け取ってくれて、温かい商店街だと感じた」と話し、女子生徒は「(前日に行った)東京は緊張したが、ここは穏やかな雰囲気だと感じる」とリラックスした様子だった。



 同商店街はこれまでも修学旅行生による販売会を行っており、高橋一成理事長は「中心部とは違う下町の良さを知ってほしい」と話した。

 

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