南区で認知症の普及啓発活動を行っているオレンジリングの会やその支援者らが主催する、「広島お好み焼きを食べる会」が7月21日に井土ヶ谷アーバンデザインセンターで行われた。
講座を受けた認知症サポーターが受講後に何をしたら良いか分からないという声や地域とのつながりを持ち、認知症への理解を奨めようと企画されたもの。オレンジリングの会の中に広島出身の会員がいたことなどから、西日本豪雨災害の復興の思いも込め、お好み焼きが振る舞われたほか、募金箱も設置された。
57人が参加し、出来立ての広島風お好み焼きをほおばったほか、六ツ川音頭も披露され、盛り上がりを見せた。
大塚千恵子代表は「講座や日々の活動で得た経験をどのように伝えていくかが大切だと考え活動している。認知症になってしまってもできることは多くある。地域の人たちが交流できる場を作るとともに、認知症について少しでも理解してもらえるきっかけとなれたら嬉しい」と話した。
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