認知症と地域の関係を考える講演会とワークショップが2月23日、六ツ川一丁目コミュニティハウスで行われ、約20人が参加した。六ツ川地域ケアプラザの企画。
認知症の当事者らを支援する「認知症の人と家族の会」の三橋良博さんが講師となり、若年性認知症の妻を10年以上介護する自身の体験などを語った。その後、社会福祉士の三枝美和子さんが中心となり「旅のことばカード」を使って参加者がグループごとにディスカッション。参加者から、50代の時に母親の介護をしたことや「以前よりも地域での活動で見守られるようになったと感じる」など、さまざまな体験談や感想が聞かれた。
終了後、参加者は「カードを使うことで皆さんの考えが共有できたし、いろいろな考えを知ることができた」「もし自分や主人が認知症になった時にどうするかなど、勉強になった」と話していた。六ツ川地域ケアプラザの半谷修さんは「認知症の方が地域で暮らすために、何が必要か考えるきっかけになったのでは」と成果を語った。
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