南区版 掲載号:2019年3月21日号
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児童の発案、次々商品に 井土ヶ谷・大岡小で

教育

3年1組の児童(上)と前田さんへの商品提案
3年1組の児童(上)と前田さんへの商品提案

 南区内で2つの小学校と地域の商店が協力して商品の開発や販売が相次いでいる。

地域つなぐパン

 井土ヶ谷小学校(堤達俊校長)の3年1組がパン店「よもぱん」=永田南2の12の3=に提案して商品化されたパンが3月中旬から売り出され、評判を呼んでいる。

 総合的な学習の時間で地域を知る取り組みを進める中、児童が同店の存在を知った。同店は前田義昭さんと知美さん夫妻が2人で切り盛りしており、「おいしいものを提供したい」というこだわりを知った児童が同店の魅力を地域に伝えたいと感じた。

 その後、同店を何度も訪れるうちに、パン作りに興味を持ち、「井土ヶ谷の人が笑顔になるパンを作りたい」と考えるようになった。30人の児童が形などを考え、それを6つの案にまとめて、前田さんに提案。義昭さんは、作る手間やコストも考え、ハート型で手をつないでいるような形のパンを選んだ。味はパンの中にさくら餡、表面をホワイトチョコとアーモンドスライスでコーティングし「春つながりパン」の商品名で170円で販売を始めた。商品を見た児童からは「本当に形になって嬉しい」と自分たちの想像を超える仕上がりに驚く声が出た。

 店では連日、用意した50個が売り切れる人気ぶりで、義昭さんは「子どもたちにいろいろ宿題を出して大変だったと思うが、それに応えてくれた」という。知美さんも「子どもが毎日のように来てくれるので、とても嬉しい」と笑顔を見せる。

 3年1組担任の野口由佳教諭は「お店や地域の方に話を聞く中で、児童が学習に前向きに取り組むようになった」と話す。

 義昭さんは「この子どもが将来、親になって、子どもを店に来てくれたら嬉しい」と話し、パン作りを通して地域のつながりが深まることを期待した。「春つながりパン」は3月末まで販売予定。販売状況などは同店【電話】045・872・8710。

地産地消のプリン

 大岡小学校(相澤明宏校長)の4年1組の児童が考案したプリンが、3月13日に弘明寺商店街の食堂「町っ子」で販売された。

 同校は総合的な学習の時間を使い、児童が商店街や地域について調査、発表を行う。プリンの商品化を進めていた4年1組は、食材選定などを進めながら地産地消にもなる市内の養鶏場を探し、都筑区の平本養鶏場の卵の使用を決定。「町っ子」を経営する須原康仁さんに指導を受けながら「卵にこだわったカスタードプリン」を完成させた。

 13日に販売した100個は40分で完売。児童らは「こだわったもの(食材)を探すのに苦労した」「横浜の食材を使えて良かった」と話した。

 昨年からプリン作りを教える須原さんは「材料にこだわるため、自分たちで調べたり、お客さんの視点で見られるようになったり、よくここまで考えられるようになったと思う」と話していた。担任の町田善広教諭は「想いのつまったプリンが売ることができて全員が喜んでいる」と話した。
 

「春つながりパン」
「春つながりパン」
プリンを販売する児童
プリンを販売する児童

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